sʜᴏᴡ ɴᴏ ᴍᴇʀᴄɪ

前作：『市街地第2区域からの手紙』

屋内戦術対抗戦(シーズン6)、お疲れさまでした。

過去何度もしているような話は省くか、もしくは引用で済ませます。

なお本稿はGoogle検索エンジンから来た人(一見さん)向けに書いてることばかりではないため、意味不明な文脈や端折りがあってもあなたのせいではないです。

完走した感想　もといレビュー

えっとですね...

屋内対抗戦...

ぶりぶり。

S4市街地返せよ！！！！！！！！！！！！！！！！

また同じこと言うのもアレなんで過去記事コピペします。

防御タンク葬儀会場。SPがほぼ【カジコ】＋【爆発範囲アタッカー】にせざるを得ない点。範囲攻撃の巻き込みに工夫が必要とされない点。マップの狭さ、および地形適性がマリナに追い風な点。キャラインフレや装備品追加に伴う攻撃性能の上昇、そしてそれによってもたらされる速攻戦術のインセンティブ。相変わらずいる正月ハルナ。屋外から特に変わらないキャラプール。配置学大好きマンが好むツルギも屋内ではあまり使えなくなった。

戦術対抗戦に暗雲漂う - sʜᴏᴡ ɴᴏ ᴍᴇʀᴄɪ

勝てる勝てないじゃない。「つまらない」って言ってんの😠

もちろん対抗戦は好きですよ。でも屋内は嫌いです。なんだこの「女体は好きだけど女は嫌い」みたいな発言。

個人的に一番不満だったのは、シーズン開始から終わりまで一度たりも環境が変わらなかったこと。ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとマサハルイオリナギサ正月ムツキなど手垢のついたキャラが使い回され、あとはタンク編成とかで多少のメタが発生するくらいのもので、この半年間ほぼ毎日同じような空虚なバトルをやらされて流石の私もゲッソリ。そりゃツルギみたいなツラにもなります。

ただでさえキャラプール狭いのに愛用品や対抗戦キャラの追加も無しっていう。さすが運営に捨てられた忌み子コンテンツ👏

環境的なバリエーションの不足からか、対抗戦動画投稿者たちもネタが尽きてオモチャばかり擦ってた印象があります。

無為な狼藉はこのへんにして次の項へ移りましょう。

集計

恒例の集計。とりあえずシーズン末期2か月間の勝率計算してみます。

◦ 攻め勝率81.3% (198戦 - 161勝37敗)

◦ 防衛勝率59.5% (356戦 - 212勝144敗)

◦ トータル勝率67.3% (554戦 - 373勝181敗)

※コイン配りは統計から除外

*1

攻撃勝率8割超え。おかげさまで28連勝を達成しました。

しかし防衛は6割超えず。この点に関しては、記事になるような編成探して無駄な連敗食らってたのも一因にあります。そうでないと困る。

おまけの比較対象として、過去シーズン末期のデータを添付します。

【S5 屋外】

◦ 攻め勝率66.7% (310戦 - 207勝103敗)

◦ 防衛勝率54.4% (428戦 - 235勝193敗)

◦ トータル勝率59.8% (738戦 - 442勝296敗)

【S4 市街地】

◦ 攻め勝率75.5% (131戦 - 99勝32敗)

◦ 防衛勝率61.4% (249戦 - 153勝96敗)

◦ トータル勝率66.3% (380戦 - 252勝128敗)

※こちらの集計期間は1か月

改めて見ると屋外がひどい。カジコが現れてやる気を失いすぎたのもあるけど、いくらなんでも酷いなっていうスタッツ。

キャラ寸評

メジャーなキャラと感想があるキャラのみ。「あいうえお」順でタンクから。

基本的に絆以外最大強化状態を前提に話します。

アツコ

青学ではなくコントロール編成の柱。遅い編成では必須パーツな一方、中速よりキルタイムの早い編成ではヒールのインセンティブが低下したりコスト4が重荷だったりカジコ直撃で即落ち2コマがネックとなるため、2タンク以下では採用されづらいキャラです。

とくに1タンクにアツコ入れてる人はバカですね。

屋外ワンタンクでアツコ入れてる私がバカでした。普通にユウカで良かったよなと。もうしません。

ツバキ

引き続き初中級者用。カジコに弱い上、マサハルへの挑発が有効打にならない時点で上位帯では話にならないキャラです。

ネル(バニー)

屋外ではEX1発でマサハルを屠っていた往年の輝きはどこへやら。今となっては真横で直撃ちし続けてもなお仕損じています。

地形適性の不得手からアタッカーすら満足に落とせず、使用感は大幅に低下したものの、前方への突出および射程450の活用により敵範囲攻撃のバリューを低下させる使い方が度々見られました。自分は芸術への造詣が不足しているため今期ほぼ使ってません。

池倉マリナ

このブログで褒めちぎっているマリナ。

今期はグラサンで水を得た魚。タンクのくせして後衛カットしてるんじゃないよアンタ👩

防衛ではユウカを見せてイオリ編成引き出してからマリナに受けさせつつ、本人のEXをイオリ処理のサブプランとして有意義に戦えました。今期狭い上にイオリがいるため、マリナがいなければほとんどお話にならなかったと思います。

1タンクパチンカスさんも雁首揃えてマリナ使ってましたね。ありとあらゆる面でアグロのシナジーが高い。

1タンクにアツコを採用するのはあまりにも愚か。今すぐやめましょう。

ミヤコ, ミヤコ(水着)

4タンクの最後の1枚へ、コンセプトを阻害しない札として組み込んでる人がチラホラいた印象。カジコに強く、なおかつマサハルにWeakを取らない重装甲なのが理由です。

平時のタンク使いには耐久性が足りません。

ユウカ

イオリの脅威に晒されつつも、純タンク最高峰の耐久力が評価されてベンチ行きになることはありませんでした。今期はイオリを除き単体火力が貧弱なため、イオリさえ落とせればSPヒーラーと組ませるだけでタイムアップ戦法が狙えることもしばしば。

マサハル直撃ち編成でのI.F.Fは必見です。

ユウカ(体操服)

タンク編成のコンボパーツ。部隊の耐久力を大幅に強化でき、マサハルやナギサがかすり傷で済むようになりますす。ただ負け筋を作ることもあって、隊列の乱れから通常ユウカやミヤコではなく特殊装甲のアツコや体操服ユウカが突出してカジコ一本釣りを食らうこともしばしば。

レイサ

あくまでも総力戦キャラの関係上、使用者数の少ない謎多きキャラ。

SPにも依りますが、ハナ水とムツキ相手だとEXで落としてから人数有利状態でヒールかまし続けて必勝できます。

例の防衛に対し使われると困りかねないキャラでした。なお使われなかった模様。

ここからストライカー

イオリ

上振れ最強。全タンク破壊。

総力戦では型落ちしても対抗戦は現役。後衛撃滅ならマサハル、タンク破壊ならイオリで今期役割分担されていた印象です。

紙耐久のスペランカー銀鏡は範囲SPが掠っても死に、マリナのEXでさえ片手間に落ちてしまうため個人的には一切信用しておらず、そのため今期はただの一度もイオリを使いませんでした。

この半年間イオリ1回も使ってないです。使ってないです。紙耐久の上振れキャラなんて安定志向の自分には噛み合わない。思考が弱気なもんで下限値見がちなんですよね。

EXのバックステップでたまに範囲躱されるのが厄介。

イオリ(水着)

マサハル編成に対し出しやすい後衛アタッカー。

サオリよりも打点は劣るものの、耐久性の面で安定します。シーズン当初はよく使っていました。

カリン(バニー)

ミノリ同様、頑張れは初手でゲームセットします。ただしこちらはオモチャ。

キリノ

タンク編成に組み込んでマサハルシュンを狙い撃ちするキャラ。回避はそこそこあるものの、ヘルス自体は低いため事故りがちです。マサハルへの明確な回答を有している人はあまり使わないキャラかなと。

コトリ(応援団)

通称：チコリ

マサハルへの回答のひとつ。

その代償にニュツキやハナ水に弱く、ナギサでもバテ、防衛に組んでマサハラーへ意表をついても2戦目以降は結局抜かれるため、防衛ではなく攻めで起用すべきカードでしたが、正直チコリがなくともマサハルの首は取れるため別にいなくても良くねって感じのキャラでした。ただスキップ勢のマサハラーを咎めるのに役立ったり、マサハルイオリ系の1タンクパチンコ編成を見るには有用なキャラだと思います。

屋内S,SSはありがたいものの、MGによる遮蔽不使用がネックとなり続けた模様。せっかくの遮蔽ブロック率が。ちゃんと隠れるならニュツキやハナ水も受けられたろうに。

サオリ

育ってないので使ってません。見てただけ。

装甲的に対マサハルで最適かと思いきや素体の耐久力不足を咎められたり、お得意様なはずのマリナを取りこぼしたりでどうにも安定する印象はありませんでしたが、上限値を引けば最強そうに見えました。

聞けばカバー状態ならニュツキを耐えるらしく、防衛に入っているサオリに手を焼いている対抗戦勢を見かけたので手合わせ願いたかった。自分の卓にサオリ使用者いないんだもの。

シュン

屋外では中速でも抜けることが多々ありましたが、今期は全般的にキルタイムが速いためかシュンでのコストブーストが欠かせません。基本的には特定の配置メタ編成と多タンク編成以外には起用されていたと思います。

ムーンライトスミレ

最強！

サブタンクしつつ敵ユウカを視野に入れるキャラで、マサハルへのメタ編成で多用されます。自ユウカで敵マサハルの直打ちを狙うタイプでは基本的に編成せず(別に入れてもいいとは思う)、純耐久で相手の前線から各個撃破する際にスミレが活躍します。

よくお世話になりましたし、28連勝のときは半数以上の編成にスミレを入れていました。マサハル編成にいる敵ユウカをイオリで狙いに行くと不利対面なところを、スミレなら有利対面になります。

スミレへのメタ手段は豊富なため防衛向けではありませんが、意表を突く目的でたまに入れとくと楽しめます。

下振れでスカしまくるのはご愛敬。

ツルギ

マップが狭すぎてほぼ出番なし。マサハルメタも開発が進んでからは使用機会が減少しました。

ツルギ(水着)

アツコマサハル系の編成に出しやすいサブタンク。

...サブタンクなのか？

直打ちの可否にも依りますが、ユウカ入りマサハルにはスミレを、アツコマリナのマサハルへはミツルギを出すのが妥当な使い分けかなと。

ハナコ(水着)

屋内Dにもかかわらずいろいろやっていたキャラ。

使えました。

ローコストハナ水防衛編成検証結果 - sʜᴏᴡ ɴᴏ ᴍᴇʀᴄɪ

パンデモニウムソサエティ、略して「パンティ」 - sʜᴏᴡ ɴᴏ ᴍᴇʀᴄɪ

市街地が恐ろしい。

ハルナ(正月)

今期のトップメタ。屋内で起用されるとは正直予想してなかった。バカでも対抗戦上位取れる理由だいたいこいつのせい。

1T2T3シュン4マサハルしてるだけで今期の攻め勝率6割5分超える程度にはしょうもないキャラだと思います。

このキャラについても過去さんざん触れているので割愛。

ヒナ(ドレス)

オモチャかと思いきや実用性のあるキャラ。

ポジションを後ろに取れる弾力装甲ということでイレギュラーな用途を見出されていました。基本的には対マサハル意識でしょうか。

ただあのなんか、棒立ちしてるの見ると悲しくなるのは自分だけ？

ミカ

プラチナ帯の浅瀬までなら生息が確認できるキャラ。中深層からはいなくなります。

EXが命中運任せ、スキル回しを阻害する高コスト、インフラの爆発SPにWEAKな点で上位での実用性はほぼありません。

ムツキ(正月)

こちらも屋外から引き続き投入。

アーキタイプと育成状況にもよりますが、基本的に対マサハルは5分(弊シャ調べ)であり、またマサハルでは対処できないアツコ主軸のタンクコントロールへの耐性もあることから、使いようによってはこちらに軍配が上がるシーンも多々ありました。

ただやはり、Tier2以下のオモチャ編成を雑に吹き飛ばすならマサハルの方が有用です。

今期屋内は前期屋外とは異なり、遮蔽不使用のアタッカーを雑に切りづらいせいでニュツキはあまり大手を振ることができませんでした。ニュツキは混戦に弱いのもネック。ちなみに対マサハルで起用する際はシュンと隣接させない方が良いです。

ここからスペシャル

アカネ(バニー)

ユウカ不採用でアツマリしてるような相手にはわりと雑に切れます。ただ範囲が狭い(半径2m)ため、後衛の巻き込みを狙うには桐藤(半径2.5m)などと比べて不適当。

SSを考えると、どうせならニュツキと組ませてあげたいところ。

アヤネ(水着)

屋内適性B
マリナに止められる
環境のキルタイムに対して即効性が不足
マサハルや範囲SPで雑に墜ちる

これらが主な理由となり今期は下火となりました。

でもスタイルはいいのでOKです。

Absolutely brilliant.

イロハ

S3最強だった棗イロハも環境の速攻化に伴いベンチ組へ。

都合よく初手でイロハを呼べても、主砲撃つまでに勝敗が決していることも少なくありませんでした。それに狭すぎるマップが理由で巻き込まれやすく早退おサボりが目立ちます。あとフィーバータイムが顕著に弱い。

プリコネ最も嫌われていた某配信者が「戦術対抗戦のイロハ強すぎ！？」みたいな動画出してましたけど何も強くねーっつの。

シロコ(水着)

適性S,SSだった屋外よりは打点が低下したものの、適性Dでもなおマリナワンパンしてきたりで相変わらずエグみが深い。こいつのせいで結局ユウカを入れないとどこまでもギャンブルになります。

他意はありませんが、屋外カジコに対する愚痴再掲しておきます。

市街地のシュンをはるかに凌駕する邪悪。メリエハビーチのレジデントイービル。使わないと人権がないくらいのOPにもかかわらず大して批判されていないあたり、対抗戦がブルアカユーザーらにどれだけ軽視されているかがうかがえます。

対抗戦史の汚点になりそうなほど非道な能力を搭載されたカジコは瞬く間に環境を塗り替え、ただでさえ速攻環境を猛烈プッシュした上に低命中高ダメージという高偏差のEXによって勝敗が運に委ねられることが増えました。特に防衛で有利対面に負けたログを見ると「カジコが当たっただけ」というのがあまりにも多く、優位な状況を敵カジコに覆されることで過剰なストレスを与えられた人は数知れないでしょう。

「きみ、カジコ何回当てたの？」と思うくらいダメージログが伸びている相手に対し、こっちのカジコはシャムさんというコントラストに悔しくて涙が止まらない。

モミジも褒めてくれてるよ～。

とりわけカジコの場合はストライカーである正月ハルナとは異なり、「倒して無力化させる」という手段が取れないのが非常に歯がゆい。

また、おまけで搭載されている防御デバフにより、元より使用機会の少ない防御タンクをベンチのさらに隅に追いやった張本人でもあります。

このキャラ実装当時のバランス調整担当呼んでひっぱたきたい。せめて多段ヒットにして偏差抑えなさいよと。人間の〇がこの野郎。

個人的にカジコの何が気にいらないって、同キャラがあまりにも確定枠すぎるあまり戦術対抗戦というコンテンツのキャラ設定枠が実質的に5枠になってしまい多様性が損なわれたこと、ひいては戦術性を大幅に低下させてしまったことにあります。

今期後半、タンク相撲の時は両者カジコお祈りになるのをこんな表情(눈_눈)で見つめていました。これが俺たちの望んだ対抗戦の姿なのか😭

セリカ(正月)

黒見、嘘だよな...？

前屋内での威光はもやは無かった。EXの倍率上げて帰ってきてください。

マリナのカジコ耐性を重視する人は運用しましょう。本来落ちる状況で生存します。

セリナ

今環境にわりと噛み合いが良く、実はそこそこ強いセリナ。盤面で有利完成してる対面に入れとけば安定感増します。

2コスの軽さとヒールによって前線を保持しつつ後衛アタッカーまでスキル回しを繋げ、敵後衛を落としてから本人のヒールとユウカで繋ぎつつカジコで詰め将棋する展開は普通に有用だったと思います。

ただ回復力はコスト相応であり、マリナに回復デバフをかまされると大幅にショボくなるのが泣き所さん。

ナギサ

グラサンで追い風を得たためか、カジコの片割れとして堂々の使用率ナンバー1を達成。

【強み】

軽めの3コスト

ミノリやメイドユズとは異なり、多段ヒット(20発)のお陰でゼロサムにならず、偏差が少ない

EXスキルの効果時間が(あくまで一長一短だが)長く、後から範囲内に入ってきたシュンなどを落とせる

高めの支援値

ロールケーキの差し入れ

個人的に気に入らなかったのは本人のSSで、爆発シナジーのためニュツキやハナ水では腐るのが嫌でした。

これ遠回しに「マサハルと組ませろ」と言っているようなものです。実際、今環境最もオーソドックスだったのがナギサマサハルでしたし。

ノドカ(温泉)

攻めで活用すると勝率が爆上がりするキャラ。

盤面で有利作っとけば後は回復挟んで盤石です。

単体火力が不足した相手には舐めプも可能。

マシロ

ちょいちょい使ってる人が確認されています。育っているナギサがいれば基本出番はありません。強いて使いどころを言うなら、配置学で敵マリナを突出させたときくらい。それでもわりと仕損じてます。

マシロ(水着)

前から一枚一枚倒していくべき対面や重装タンクのない対面で有用です。

こういう系ですね。

ちなみにこれ配置合ってない

マシロが外れても回避デバフによってカジコが当てやすくなります。上の画像はニートだけど。

水着マシロ入りの某防衛で高勝率の報告も上がっているため、単にノーマークだっただけで普通に強力なキャラでした。

ミノリ

最強！

クリーンヒットするとバリン同様に開幕一撃でゲームセットするやべーやつ。

使えなかったけど最強！

他人が使ってるの見てただけだけど最強！

だった引いたの3月だもの。さすがに育てない。

最初から持っていればもうちょい屋内マシに遊べたと思うのが心残り。

ミノリについて強いてケチをつけるなら、基本的にSSのトータル寄与度が低いところとカジコ同様命中値に起因する偏差キャラなところでしょうか。あとNSが弱い。けっこうケチがついちゃった。

固有3ミノリ運用者の多い卓は十中八九ハズレだと思います。基本的に濃い人しか育ってないキャラなので。

マリー

毎シーズン超地味に使用実績のあるキャラ。バリアの性質上、ヒールとは異なり初手に来ても腐らないため、速攻に入れるならSS含めセリナより相性に優れるケースが多々あります。

ミユ(水着)

範囲を最大化し、その代償に打点を最小化した爆発SP組の一角。

後衛には掠りさえすれば十分なため、タンクへの打点が著しく低いことを除けば強力なキャラであり、3タンクまたは2TサブT1枚防衛で勝率6割以上の報告が上がっていることから、単に過小評価されていただけで環境キャラのポテンシャルは十分あったと思います。

ユズ(メイド)

ちゃっかり弱体化が入っていたらしいキャラ。ヒット数ね。

偏差の塊のような性能を持ち、また範囲も狭いため一般使いはされていません。基本的にメタ破壊可能性を生かした威圧にしか使えなさそう。メイドユズは上振れ "れば" なんでも破壊するキャラで、まずヒットさせて会心を引いてさらに安定値分散の上限を引けば最強です。

上振れればユウカも蒸発

メイドユズは某対抗戦勢が太鼓判を押しているものの、私はほとんど評価できないのが正直なところでした。なにしろ5コスト使って0打点がザラにある時点で使いたくないし、防衛に入れた途端に順位が転がり落ちて察した。蛇喰夢子さんなら使っていいと思います。

今期の編成振り返り

汎用編成は主にこのあたりの組み合わせだったと思います。

最も一般的だったのは

2タンクイオリ
2タンクマサハル
1タンクイオリマサハル

この3種でしょうか。

対抗戦ガチ勢がおしなべて毛嫌いしていた1タンクイオリマサハルは、何でも破壊し得る代わりにアベレージは低いのが特徴です。使用者は順位が乱高下しがち。

攻めの汎用編成に関しては、対抗戦動画投稿者のスモークさんも推しているように、実際これ使ってるだけでミラーを除けばほとんど必殺できてしまう環境なのが屋内です。

後述するHもこればかり擦ってますし、この編成見つけられた人はそれだけで今期大して苦労しなかったと思います。コスパタイパ満点。弊シャが属する卓では初月から流行ってました。

一度これを覚えると味を占めるらしく、以降こればかり擦り続ける人が後を絶ちません。

なお使用者が増えてミラー多発すると勝率が停滞する模様。

今期、肝だと思っていたこと

弊シャが部隊編成する上で最も重要視していたのは、配置によって敵SPのバリューを低減させることで、具体的にはできる限りタンクを突出させて極力1人で範囲SP受けてもらうこと、あとカジコはユウカに受けてもらうよう神頼みしていました。ですが相手がカジコイオリの場合は受け方で良いとこ取りができないため、イオリを落とす手段を多めにしつつユウカを突出させるか、あるいはカジコ一本釣りは運負けと許容した上でマリナを出すかなど、考えどころさんは多々ありました。

射程の合わせ方で開幕SPの飛び先が変化するため、その点で予習している人が報われる環境だったと思います。

今期相性

チコリ等マイナーキャラまで入れて端から端まで図解すると過労死する、つまりめんどいため、超雑に大別にします。

┏ マサハルはイオリに有利

┣ イオリは耐久編成に有利

┗ 耐久編成はマサハルに有利

大きくはその3すくみだったと思います。これらの隙間に

ニュツキ
ハナ水
チコリ
サオリ
スミレ

などがいた感じですね。

爆発範囲SP比較

主観です。異論はご自由に。

後衛カット打率 - 水ミユ > ミノリ > ナギサ > メイドユズ

打点の "圧" - ミノリ(開幕パワー乗せ) > メイドユズ > ミノリ > ナギサ > 水ミユ

安定性(偏差の少なさ) - ナギサ > 水ミユ > ミノリ > メイドユズ

【総合評価】

👑ミノリ > ナギサ > 水ミユ > メイドユズ

今期MVP防衛

えっと、まず過去分から。

S3屋内

S4市街地

このときの3色タンクウタイロが完成されすぎてて未だに忘れられない。ガンメタされない限りおよそ全対面有利というバケモン。

S5屋外

これらには共通点があります。対抗戦の古豪やnote時代から読まれてる御仁ならお気付きかもしれません。

基本的にこのコンテンツ、ボード上のアタッカーで攻撃していくよりもストライカーを遅延目的で並べてキャラ落ちリスクのないSPで攻撃する方が傾向として強いんですよ。いわばみそボンであるSPアタッカーの使い方が鍵になるでしょう。従来のオールレンジ編成はすべてこの性質を持っています。

で、じゃあ今期屋内はどうだったかと言えばテンプレートがこれです。

この構築で防衛率7割報告が上がっていました。

ただこの編成ですと耐久でメタを通しに来る相手がいるため、その穴を埋める目的で以下のような編成にする人もいます。

※並びはこの限りではありません

【耐久性を代償に縦横へ強くしたイオリ型】

対応レンジの広さと上振れ時の理不尽さから、この編成を今期最強と呼ぶ一派も存在します。共産プリンとイオリの二段構えでお祈りを強要する極悪非道。

【アツコ主軸のタンク攻めを意識したニュツキ入り型】

マサハルとミノリはあまり役割分担できていないためか、同時採用している人はそこまで多くなかった印象。

【私が使いたがってたハナ水2タン】

この編成試せなかったのやや引きずりそう。まぁ屋内だしいいや。

他の卓だとたまに使用者いるんですよね、この編成。ちなみに先日「メタり方が分からない泣」と嘆いている被害者がいました。重装タンク攻めして、どうぞ。

あとこのへんでも高勝率報告上がってます。

タンク

タンク

タンク

サオリ

ミノリ

カジコ

サオリはアツコと組ませることがパワーが上がるのもポイント高い。

タンク

シュン

タンク

スミレ

水着ミユ

カジコ

水着ミユのタンクに対する打点不足をサブTのスミレで補い、疑似的な3タンクの形とした構築。

よく戦っていたメンバー紹介

(紹介...？)

単なる人物評というのが妥当かもしれません。登場するのは感想のある人だけ。

W

1位張り付き無限石割りマン。弊卓上位で唯一のUE3ミノリ使用者。固有3で固めて他のエンドコンテンツも果敢に攻略しているヘヴィーユーザーです。前期屋外にて中国人が1位に居座っていましたが、なんと今期も引き続き(おそらく)中国人。YouTubeの対抗戦動画投稿者にも1位居座りの中韓プレイヤーがいるあたり、国民性の違いがあるのかもしれません。プレイヤー人口に対しての1位居座り率が明らかに高い。

対象からはしばしば検証で上から殴られることがあり、個人的にはコインが手に入る良イベと解釈していました。