За победу! Ура🪆

 

本当の戦(術対抗戦)士

対抗戦鯖やYouTubeでたまに見かける某氏(FF外)のツイートがおすすめに流れてきた。

 

その内容が、こないだ自分が下書きツイートから削除したものと内容が同じだった。翻意としては「対抗戦の順位は強さの指標として無意味」というもの。

 

対抗戦FF多めなアカウントでその発言は、けっこう踏み込んでいるように思う。身内に冷や水を浴びせかねないわけで、せっせか権威を誇示している人のいるTLにそんなもん投げたら不穏な空気にもなる。

 

いずれにせよ、主張自体は私も同意するところで、事実、対抗戦の順位は当人の優秀さを自他へ証明する指標にはなり得ない。なぜなら対抗戦は石割りすることで順位を無限に "盛れる" からだ。厚底ブーツで身長を誤魔化すことや写真加工アプリで肌質や輪郭を詐称するのと何も変わらない。

 

極論、対抗戦は勝率2割のクソザコでも1位に張り付くことができてしまうし、実際に前環境の屋外対抗戦でそのようなプレイヤー(以降:D)に遭遇したことがある。Dは某ナッツ氏の熱心な後発リスナーで、某ナッツ氏を知ったある日を境に対抗戦のモチベが爆上がりしたらしく、突如100位圏外からカジキマグロのように駆け登り、なんと星4カジコをはじめとする育成不足のキャラを主力に1桁順位へ張り付き始め、X上で1位であることを自慢していた。Dが石割りへ糸目をつけることはおそらくなかった。一度抜くと勝つまで延々殴り返してきた。

 

こういう石割り勢が多いグループでは、自分も石を割らなければ順位維持が困難になる。だがそうすれば赤字は必至だ。しかし石を割らないと順位が下がってしまい、やるせない気持ちに見舞われるこのコンフリクト。順位が高いやつが必ずしも強いわけではない。だが順位を求めないことには楽しみようがない。でも順位を求めると赤字になる。順位は欲しいがその数字を追う行為の虚しさには薄々気がついている。様々なエモエモ軋轢が脳内を駆け巡った。

 

正直Dを見ていて虚さを覚えるとともに、良くも悪くも目が覚めた部分はある。「対抗戦の順位なんて何の意味もないな」と。石割れば全員1位だよ。 全ての国民が平等な、パラダイスみたいな国だ。

 

もちろん対抗戦には順位以外の楽しみ様もある。あるときは検証勢。あるときは勝率の追求。しかし検証勢になれば収益は犠牲になり、勝率はエビデンスを伴って他者へ証明できない上、ゲーム内で計算してくれないから面倒くさい。そもそもこんな競技性の乏しいコンテンツで内的な勝率を追求するくらいなら他のゲームした方がいいというオチに陥る。どれもこれも石割り機能が悪い。

 

運営がユーザーの石を削るために石割り機能なんて設けるせいで競技性が犠牲になってしまっている。(そもそも競技性を求めている層がマイノリティすぎるが)

 

 

まぁともかく、対抗戦には目に見えた優劣が存在しないと言っても過言ではない。

 

じゃあ対抗戦の価値って何?

あのコンテンツはいったい何を競ってるの?

 

自分の中で出せる最大限の結論を得た。批判を覚悟で言おう。

 

対抗戦でもっとも誇り高いのは「石割りをせずに毎日デイリー登頂をしている人」だ。

 

これが本当の戦士。

 

 

配置への理解と属性相性で最適解を導き出す猛者、数は少ないがいないわけではない。

 

 

ところで、これは以前も投げた話なのだが、対抗戦の順位を実力に直結した数字にする方法論としては、石割り機能なし、かつ全プレイヤーを詰め込んだ【タバリハードコア対抗戦モード】を作ればいいと思っている。

 

無論そんなものが出るとは思っていない。ただ「出たら面白そう」という空想だ。石割りができない対抗戦ではニセモノが順位維持することができず、すると上位帯ではウンチク対抗戦勢や固有3で固めた廃課金者がバチバチと火花を飛ばしあうだろう。そしてそこで1位を取れるやつこそが本当の戦士と言える。

 

実現性がないのは知ってます。でも頼みましたよアローナ。