屋外戦術対抗戦(シーズン5)の振り返り

 

※随所に罵詈雑言が散りばめられています。箱入り娘はお引き取りくださいませ

 

 

戦術対抗戦シーズン5、お疲れ様でした。

 

 

率直な心境では今期対抗戦を有意義と感じられず、その理由は以前も述べているように正月ハルナやカジコによって生じた未曾有の災害のためです。もちろんコンテンツとしては享受できたものの、毎日の対戦が楽しみだったと言えばウソになりますし、多くはネガい表情(눈_눈)を浮かべてプレイしていました。

 

そうした不快感の源泉は単純な勝ち負けではなく、試合内容が大雑把で戦術性に乏しいことにあります。正月ハルナ撃たれたから負け。カジコ当てられたから負け。たしかに先の市街地でも「開幕シュンに伏せられたから負け」ってことはありましたが、今期の理不尽さはそれを遥かに上回っていました。なにしろ下振れ時の不快指数がハンパじゃありません。

 

4月、市街地の振り返りではこんなに前向きなコメントを残していたのにどうしてこうなった。

 

 

期待に胸を膨らませた仕打ちがこれなのか。まさに敗戦国の末路。

 

対抗戦のモチベが低下した9月あたりからほぼ構築を考えなくなったり、デイリー未登頂の状態で同盟相手にコインを複数回配ったりなど、わりと無気力なままシーズンを終える形となりました。ブルアカの楽しみの3割程度を対抗戦が占めている私にとって、同コンテンツで興奮できなくなったのは相当な苦痛です。この期間でブルアカ自体のモチベが大幅に低下してしまいました。何なら総力戦4桁すら取らなくなったほど。

 

対抗戦のグループ割りについてもハズレを引いた印象で、とりわけ自分の所属先は注力勢が多く、他のグループより技術的レベルが高めなのかツルギメグを使用するプレイヤーや石割りによる順位維持者や私怨粘着魔が散見される上、さらに外国人らしき無限石割りマン(使用キャラ多分すべて固有3)が昼夜問わず手動で1位に張り付いているなど*1、他グル比でなかなかの魔境だったと思います。

 

なので9月頃からは「早く地形変えてくれ...」と強く渇望するなどしていました。

 

屋内早くやりたい。

...とは言え、屋内の方が魔境である可能性もあるわけで。願わくば杞憂であってください。

 

 

とりあえずシーズン末期2か月間の勝率計算してみます。現実見たくない身としては数値化するのが恐ろしい。

 

◦ 攻め勝率66.7% (310戦 - 207勝103敗)

◦ 防衛勝率54.4% (428戦 - 235勝193敗)

◦ トータル勝率59.8% (738戦 - 442勝296敗)

 

※コイン配りは統計から除外

 

マンマミーア!

ワッタファック!

ホーリーシット!

 

6割も勝てないこの愚図っぷり。無能。のろま。敗北マゾ射精。この恥さらしスタッツで対抗戦を語る厚顔無恥ぶりに驚愕するとともに悔しくて涙が止まらない。

 

少なくとも直近2か月は勝率66.3%を記録した市街地より明らかに成績が悪く、攻撃に関しては市街地比で1割近くも劣る結果に。無論、カジコ登場前の前期屋外はもっと熱心に取り組んでいたことを考慮すると、当時は先述の数値よりも高かったはずです。どれもこれもカジコと陸八魔アルのせい🥺

 

何が水着シロコだ。わけわかんねー鼠径部しやがってよ!!

 

それにしても毎度のように攻撃数より被攻撃数の方が上回るあたり、周囲がどれだけ石を割っているのかがわかりますね。同じセグメント中において自分は石を割っていない穏健派だと思います。偉...偉くない?

 

今期 地形的な特色

  • 市街地比でマップが狭く、さらに屋外向けの範囲攻撃キャラが豊富で後衛が落ちやすい
  • 上下のレーンで対面を分断
  • 配置の工夫次第で対面先を変更可能
  • 遮蔽物が片レーンのみのため、地形適正が高いかつ遮蔽使用キャラを下に配置するのがセオリー
  • 遮蔽使用アタッカーを下に置くとタンクより位置が前になることがある欠陥仕様
  • 花壇ギミックで相変わらずの防御タンクいじめ。運営の調整担当者は防御タンクに親でも殺された可能性。それかハルカガチアンチ。まさか紫関の...。

 

これにカジコが合流し、今期は速攻~中速が主流となりました。特に要因として大きかったのが正月ハルナの存在で、同キャラのEXを撃たれる前に倒すのが基本戦術なことから、環境が前倒しにならざるを得ない部分があったと思います。

 

 

キャラ寸評

一般的に使用されていた、または自分が使っていたキャラにのみフォーカスします。特定編成への配置ガンメタなどで起用される極めてピーキーなキャラは、たとえ使用実績があってもイレギュラーとして除外。

 

まずはタンクから。とりあえず「あいうえお」順でいきます。

 

※文章中の「昨シーズン」はシーズン4市街地を指し、「前期」「後期」は今期屋外対抗戦の上半期下半期を指します

 

アツコ

スキル込みでの回避が全キャラ中トップのクイーンオブ回避。回避が上振れれば他のタンク数人分は場持ちさせられます。ベアトリーチェが欲したものの正体は、実はアツコのあの回避力。

 

その回避力に加え、範囲ヒール持ちという破格の性能をしているものの、今期は不得手な地形適正から遮蔽を有効利用できない点に加え、環境的に正月ムツキや水着ハナコといった特殊装甲に強い後衛がスタメン起用されている点でも逆風でした。

 

しかしいくら逆風とは言え元々のポテンシャルが頭一つ抜けているため、正月ハルナなど神秘無しの編成に対しては強く出られたり、また3タンク4タンク編成においても部隊の耐久力アップに貢献するなど、今期も相変わらずの活躍ぶりを見せてくれたと思います。

 

エイミ

愛用品で純粋強化が施されポテンシャルアップ。

 

市街地比でシュンが弱体化したことで多少出番が増えるかと思いきや、正月ハルナに焼かれたりカジコで防御値を削られたりマリナに回復能力をデバフさせられたり正月ムツキやヘリネに防御値を無視されたりと相変わらず環境的に刺さらない不遇なキャラ。

 

とは言え、有利対面に置いておけば介護なしで受け続けられるため、特定の攻勢時に有用なキャラでした。

 

ツバキ

偏見ありきで言えば、良くも悪くも対抗戦にリソースを投資していない人が使っているタンクという印象。

 

今期前半は水着マシロで瞬殺だった上、先述のとおり正月ムツキや水着ハナコ、またカジコに弱い点でも厳しい運用を強いられていました。

 

ただウザ強い点もあるにはあって、例えば正月ハルナと一緒に組ませた編成で相手の初手を潰して此方のポンまで繋げたり、防衛に置いて相手の隊列メタを崩壊させるなど一定のストレス体験を与えられる点で有用です。上級者をキレさせるにはお誂え向きかもしれません。

 

ネル(バニー)

今期地形適性Sが売りで、遮蔽を使わせるとそこそこブロックが発動し額面耐久値以上の生存力を見せてくれる一方、EXの突出によって自ら優位を捨てにいくこともしばしば。場面によって価値が変わりやすい少々ピーキーなキャラ。

 

シーズン前半はシュンや正月ハルナ潰しで有用だったものの、シュン抜きやカジコinなど環境の変化によって出番は減少の一途をたどります。

 

上位者の使い方は正月ハルナ潰しや飛び出しによる範囲攻撃ケア、また射程450を活かした配置学の使い分けが多くを占めていました。

 

ハルカ

軽装備の純防御タンクという逆風を二乗した不憫なキャラ。

 

今期の使い道を強いて言うなら、上レーンEXで正月ハルナを潰しにいくくらいでしょうか。それ以外の使い道が自分にはわかりません。

 

ホシノ

今期グラサンで攻撃能力に追い風。

 

ホシノの使いどころさん

 

  • EXで前身して後衛を敵範囲から外せる
  • 正月ムツキや水着ハナコといった後衛重装甲を落とせる
  • 遮蔽物を使用しないため、編成次第で開幕から敵陣に単機で潜り込ませられる
  • 敵の水着マシロを弱く使わせられる

 

使いどころを選べば活躍する場面が多々ありました。欲を言えば、カジコに謎の防御デバフがなければもう少し肩で風を切れたのに。

 

マリナ

今期スタメン。超スタメン。

ウザい、そして強い。

どのグループも10位以上はほぼマリナ入り。

 

マリナのここがウザ強い

  • 回避が高く、メタキャラとも言うべきマシロもわりと躱す
  • NSのスーパー遅延
  • EXで配置を狂わせメタ戦法を潰す
  • 遮蔽状態の敵を遮蔽物から剥がせる
  • 範囲に巻き込めば敵重装甲後衛に致命打を与えられる
  • ちゃっかり搭載されている回復デバフで遅延戦法を阻害
  • ダウンしたときの悔しげな固有モーション

 

何気にマリナはボス戦でも出番あるなど、投資するコスパは比較的高いと思います。

 

そういえば復刻開催の後は使用者が大幅に増加した記憶があり、おそらく対抗戦意識でガチャが回されたのかもしれません、

 

ミネ

初期は使用者がいたものの、前に出しつつシュンや正月ハルナを見るには結局バネルの方が優秀だったためほぼ絶滅。なおEXが倍率不足で軽装備後衛でも必殺できません。

 

ミヤコ(水着)

対抗戦向け効果ではないせよ2コストで回るEXが便利。重装甲回避タンクとしてのポテンシャルは認められますが、しかし今期は地形適正の渋さもあってか安定運用はしづらい印象です。速攻編成ならユウカより適任な場合もあるでしょう。

 

ユウカ

(愛用品T2があれば)ほぼ外れることのない対抗戦のスタメン。遮蔽にシナジーを持つことから今期は下レーンで使用するのが一般的でした。対抗戦にてユウカはお馴染みすぎるため「つよい」以外の説明は割愛。

 

ユウカ(体操服)

本来対抗戦向きのチューニングではないものの、4タンク編成でコントロールする場合に使用例のあるタンク。正月ハルナ使い(マサハラー)にも強く出られます。

 

レイサ

ホシノより広範囲で狙える重装甲防御タンク。なお全般的な性能では劣ります。あまり対抗戦向きではないように思います。

 

 

ストライカー

ここからストライカー。

 

イオリ

市街地同様、初期は使用者が多数確認されたものの、時間経過に伴い減少。やはり耐久性能の低さがネックなのとマリナに完封されます。

 

イオリ(水着)

今期の玄人枠の1つ。

 

  • 高い地形適正
  • 後衛アタッカーにしては高めの耐久性能
  • 珍しめの特殊装甲/爆発アタッカー
  • 高いDPS
  • 狭いながらも巻き込みが狙えるEX

 

水着イオリはただ入れてるだけで勝ちを拾える正月ハルナとは異なり、ボードの動きを理解している人だけが攻めで活用できるカードという印象でした。

 

(自画自賛)

 

シグレ

接待すれば使えるかなくらいの印象。正月ハルナやシュンに有効ですが、元のポテンシャルが微妙なため汎用性はかなり低いです。それにしても運営はこのキャラの使用機会をどのように想定して捏ねたのか、謎は深まるばかり。

 

シュン

市街地比で弱体化。とくに今期は後衛へ雑に範囲を撃ち込める影響で出落ちしやすく、せっかく開幕で得たコストも早々の人数不利でロスすることもしばしば。

 

そのため今期はシュンが外れることが多々あり、メタの回り次第ではまったく見かけなかった時期も。

 

チェリノ

正月ムツキや水着ハナコを攻撃できる疑似タンクとして使用されたキャラ。いちおうウタハやイロハも視野に入れられます。

 

元のステータスと地形適正の高さの相乗効果から、今期なかなかの場持ちを発揮してくれました。

 

相手によってはシュンの枠をチェリノに替えた方がコンスタントに強かったです。ちなみに弱点は正月ハルナのため、これによって一応いい感じのメタが回る形に。

 

 

ツルギ

市街地に引き続き玄人枠。自分の所属グループでは今期終盤ツルギ使用者だらけとなり、コンテンツとしてかなり煮詰まった印象がありました。

 

それにしても対抗戦向けの高速移動キャラ欲しいですね。いかんせんツルギは対抗戦向けに設計されたキャラではないので。

 

ハナコ(水着)

今期後半、カジコとともに襲来し環境をガラリと変えた黒船キャラ。オッパイのサイズも黒船レベル。どうせなら、星条旗ビキニ、着よう。

 

正月ムツキとは異なり距離を詰められても当てられる一方、地形適正の関係上で正月ハルナやミドリ、チェリノに不覚を取ったり、また対面のさせ方によっては逆サイドレーンまで届かなかったりといい感じに穴(隙)のあるキャラという印象です。

 

環境終盤ではツルギと組ませる人が多かったのではないでしょうか。

 

ハルナ(正月)

今期の問題児枠。言わずと知れたハル・パチーノ。寝る子も泣き喚く初手ポン。頭ワンドリ。先攻ゲー。マサハル。頭ハッピーセット。

 

開幕で決めればだいたい勝てる杜撰な調整を施されたカード。

 

しかしあくまでも「正月ハルナに負けたときの不快感が強い」というだけの話であって、別にこのキャラは壊れでもなんでもあく、ご存知のようにテンプレに不利を取っている時点で微妙です。基本的には固定編成でそれなりに勝ちたいと考えるスキップ勢向けのお助けキャラといったところ。

 

ヒナ(水着)

後衛へ雑に当てられる爆発キャラ。愛用品で攻撃性能が向上したものの、あくまでも対抗戦向けの性能ではないため汎用性では正月ムツキや水着ハナコに適いませんでした。

 

命中の低さや装甲が仇となり、特にマリナへ強く出られる場面もありません。

 

強いて強みを言うなら、D2正月ハルナを通常攻撃で早めに落とせることくらいでしょうか。

 

ヒフミ

後衛にしては高ヘルスかつグラサンかつ貫通の範囲攻撃かつ妨害能力ありということで、使おうとすれば使えたキャラ。ツルギで寄せて正月ムツキや水着ハナコをカットしつつペロロに水着シロコを受けさせる、なんてことも一応は可能でした。むろん平時の汎用性は決して高くありません。

 

ミカ

回避型かつ高威力低命中高コストEX(そして最終打依存度高)と偏差の塊のようなキャラ。ユウカの前に置いても安定して落とせるわけでもなく、どちらかと言えば上振れ狙いのキャラだったと思います。

 

ミドリ

元の耐久力は低くてもグラサン遮蔽によって生き残ることもしばしば。重装甲後衛をシバいたり最後に残ったユウカを素早く処理したりと場面によっては活躍が見込めます。

 

個人的に双子編成がわりと感触良かったです。

 

 

ムツキ(正月)

今期MVP。対抗戦齧っててグラサンスキルマにしなかった人、全員バカです。

 

おなじみすぎて別にレビューしなくてもいいですよね。そもそもnoteの方ですでに書いてますし。

 

メグ

配置学者用の玄人枠。正月ハルナに親を殺された人が絶対に使うべきキャラ。配置を工夫するほどパフォーマンスが上がります。

 

「私自身はこのキャラを運用しておらず、人が使っているのを見ていただけ」というのは一応白状しておきます。そもそも当時の無料100連で当たらなくて持ってない。そして持ってても育てる余裕はない。

 

モモイ

ミドリと組ませるコンセプト編成も良し、重装甲後衛やイロハをメタるも良し。ただしシュンとマリナは苦手です。

 

 

スペシャル

ここからスペシャル。

 

アヤネ(水着)

 

 

Also known as カプコン。親の顔より見た墜落。メーデー定期。

 

 

ユウカに対する今期数少ない安定有効打はヘリネとミドリくらいしかいません。前期は市街地前期に引き続き水着マシロと並んでスタメンでした。アビドス復刻も開催され、その時期を境に使用者はいっそう増加。

 

しかしカジコと組ませるにはマリナに対してプレッシャー不足であること、また水着ハナコに容易に撃墜されることなどを理由に、シーズン終盤の上位帯では(過去比で)使われづらくなりました。

 

イロハ

市街地のトップメタであったことから、今期序盤において引き続き起用される姿が散見されました。しかし環境的に中速以降のアーキタイプが不利である上、今期は後衛を落とす手段が豊富なためか徐々に使用者が減少し、最終的にはほとんどお隠れになられた。

 

ウタハ

こちらも昨シーズンのトップメタ。しかし今期の豊富な範囲攻撃により「ついで」に破壊されることが多く、打点はおろかデコイとしても作用しづらかったためか起用実績はほぼなし。

 

そういやターレットが花壇に落ちて画面処理がカックカクになるバグとかありましたね。

 

カリン

屋外SPSR3姉妹の一角。環境初期はユウカやホシノを屠る目的で起用される姿が散見されましたが、やはり命中値による不安定さが理由なのか、使用者はほぼ絶滅しました。着弾が遅いのもネック。

 

あくまでもデカグラマトン向けのチューニングを施されたカリンでは、PvPである対抗戦は少々厳しかったかもしれません。

 

サヤ(私服)

シーズン終盤において、対抗戦勢と呼ばれる一派のさらに少数が使用していました。広めの設置型かつスリップダメージにより、メイドユズなどの範囲攻撃よりも安定が見込めるのが強みのようです。

 

シロコ(水着)

市街地のシュンをはるかに凌駕する邪悪。メリエハビーチのレジデントイービル。使わないと人権がないくらいのOPにもかかわらず大して批判されていないあたり、対抗戦がブルアカユーザーらにどれだけ軽視されているかがうかがえます。

 

対抗戦史の汚点になりそうなほど非道な能力を搭載されたカジコは瞬く間に環境を塗り替え、ただでさえ速攻環境を猛烈プッシュした上に低命中高ダメージという高偏差のEXによって勝敗が運に委ねられることが増えました。特に防衛で有利対面に負けたログを見ると「カジコが当たっただけ」というのがあまりにも多く、優位な状況を敵カジコに覆されることで過剰なストレスを与えられた人は数知れないでしょう。

 

「きみ、カジコ何回当てたの?」と思うくらいダメージログが伸びている相手に対し、こっちのカジコはシャムさんというコントラストに悔しくて涙が止まらない。

 

モミジも褒めてくれてるよ~。

 

 

とりわけカジコの場合はストライカーである正月ハルナとは異なり、「倒して無力化させる」という手段が取れないのが非常に歯がゆい。

 

また、おまけで搭載されている防御デバフにより、元より使用機会の少ない防御タンクをベンチのさらに隅に追いやった張本人でもあります。

 

このキャラ実装当時のバランス調整担当呼んでひっぱたきたい。せめて多段ヒットにして偏差抑えなさいよと。人間の〇がこの野郎。

 

 

個人的にカジコの何が気にいらないって、同キャラがあまりにも確定枠すぎるあまり戦術対抗戦というコンテンツのキャラ設定枠が実質的に5枠になってしまい多様性が損なわれたこと、ひいては戦術性を大幅に低下させてしまったことにあります。

 

今期後半、タンク相撲の時は両者カジコお祈りになるのをこんな表情(눈_눈)で見つめていました。これが俺たちの望んだ対抗戦の姿なのか😭

 

セリナ

ツバキと並んで初中級者に愛されるキャラ。初期からあまりにもお馴染みゆえ割愛。

 

ナギサ

後衛を落としやすい反面、打点不足が理由でタンク相撲に弱いのがネック。とくに考えなしで起用しても「きみ残ったユウカどうやって倒すの? まさかカジコ頼み...」と突っ込まざるを得ません。

 

強みとしては多段ヒットのため偏差が少なく、有利対面では安定したパフォーマンスが期待できること、支援値が高めなこと、またNSで気休め程度ながら遅延が可能なことにあります。一方、弱点というか個人的に気持ちよくない点としては、同キャラのSSが爆発限定のため、それ以外の属性と組ませるとパワーロスして最大限強さを活かせないことにありました。

 

自分の場合、1タンク正月ハルナ編成を潰す際などに初手の後衛撃破を全身全霊で行うべく起用することがしばしば。あとはツルギで寄せでチェリノを狙ったりだとか。

 

 

ナギサ入り防衛はタンク多めと温泉ノドカで判定勝ち戦法が通用するため、個人的には(ナギサのセリフ通り)お客様の部類だったと思います。

 

 

ノドカ(温泉)

環境的に逆風のためか、起用機会は従来より激減。ですが明らかにキルタイムの遅い回復なしの編成やタンク相撲で押し切られるおそれのない編成に対しては強く出られました。

 

今期だと基本的に攻勢用のカードです。

 

ヒマリ

環境初期にて、ハルパチミラーなどを制する目的で入れている人を見かけました。中期以降はカジコの存在もあり出番が無くなりました。

 

マシロ

屋外SPSR3姉妹の一角。マリナに強く(なお下振れるとまるで当たらん模様)、またユウカに対しても等倍でそこそこ打点を稼いでくれるのが魅力な上、地味ながらNS範囲攻撃によって後衛を落とせることがあるのも美味しい。防衛に入れるとアツコやツバキを釣れるため、そこを水着ハナコや正月ムツキで迎撃するのが今期のプチ駆け引きでした。前期のヘリネ枠は後期もっぱらマシロに置き換わっていたと思います。

 

強いてケチをつけるなら十字架(75%)依存度が高く、立たない場合はマリナのNSを発動させたりと少々おっちょこちょいな側面があるところ。

 

マシロ(水着)

屋外SPSR3姉妹の一角。前期はスタメンを張るほどの彼女も、カジコや水着ハナコが現れて以降は主に属性被りがネックとなりほぼ絶滅しました。

 

ミユ(水着)

ナギサより高威力、メイドユズより安定、また両者より広範囲と安定的なダメージが見込める範囲爆発アタッカー。確定会心なEXに固有2の会心ダメージ率上昇がシナジーを有するため、運用するなら固有2以上にしたいところ。

 

ユズ(メイド)

SPになってもパチンコ気味。会心でキモチェェ~~~!!!ダメージを叩き出します。偏差の大きめな範囲攻撃な防衛で相手に運ゲーを迫りやすく、特定の寄せシチュへのカウンターとして作用するなど一定の抑止力を持つ反面、コストと打点両面の不安定さが仇となり有利対面を落とすこともしばしば。

 

今期実戦運用するなら極力固有3にしたいところ。ですが実際は固有1でも十分実用に耐えうる性能をしていたと思います。

 

 

自分が主に使用していた編成

攻め編成を貼ります。防衛編成は安定重視で地味めのため。

 

 

テンプレへ対して無難に強い構築。

 

強みを簡潔に説明すると「すぐ退場してコストロスを生み出すシュンより、コスト回復力があってなおかつムツキを落とせるチェリノの方が強くね?」って感じです。

 

 

後衛を【シュン / 正月ムツキ / チェリノ / 水着ハナコ】で組み替えられていても最低限対応力を維持できるツルギ構築。タンク属性は相手のSPを見て入れ替えます。

 

後衛をコロコロ変える相手への1戦目で出していました。

 

 

ツルギで寄せてこちらの正月ハルナを敵範囲から外しつつ、ナギサと正月ハルナで削りにいく構築。環境メタでチェリノを使う相手へのメタとして活躍しました。もちろんテンプレ相手にも戦えます。弱点はハルナ5,6番手スタートだと勝ちが急激に遠のくところ。

 

 

3タンクチェリノで実質4タンク。相手の後衛重装甲を視野に入れつつ息切れさせて勝つ構築です。

  


シュン直殴り構築。先制正月ハルナもいちおう受けられます。安定を取るならメイドユズはナギサや水着ミユなどの方が良いでしょう。

 

 

たしか1シュン殴り。

 

 

モモミドコンセプトデッキ。相手が正月ムツキ水着ハナコの2枚体制の際に有効。マリナはマシロで処理し、ユウカはミドリで倒します。

 

シュンが置かれていると裏目です。

 

 

正月ハルナの処理に全力編成。

 

 

バネルEX、ヒナEX、ヒナ通常攻撃の3手でハルナを落としに行ける有利編成。マシロでもハルナに当てられますが、この相手はマリナを入れていないのが逆に面倒でした。

 

 

コントロールの上から被せる最遅アーキタイプ。回復なしのコントロールは回復ありのコントロールに弱いです。これテストに出るので覚えときましょう。

 

まだ手札は残っているものの、キリがないのでこのへんで。

 

今期MVP防衛

こちら、昨シーズン(市街地)のMVP防衛。

 

 

ところが今期はトップメタが存在せず、「これ使っとけば間違いない」という防衛構築はなかったと思います。

 

ただやはり対応力が広かった定番の編成、いわゆるテンプレとしてはこのあたりでしょうか。

 

 

この派生がいくつか。細かい位置は入れ替え可能です。

 

 

ユウカが下でマリナが上な理由は遮蔽にシナジーを有する前者の能力を生かしたいことと、遅延力の高い後者を最前に立てつつEXで重装甲後衛を巻き込みたいという意図があります。マリナを下に置くと遮蔽に引っかかるんですよね。あとユウカが①でマリナが③に多い理由は、前者がまず「どうせ入ってるの確定だから見せとけ」ってことで防衛ユウカ見せ目的の①配置と、後者の方はマリナを③に置いて逆サイド側へ寄せておくことで敵の①にEXを巻き込みやすい、というのがあります。

 

そしてこうしたテンプレに強く出られる以下のような敵編成は一周回って正月ハルナに弱く、なんだかんだメタが回っていたと思います。

 

 

 

さて、先ほどまでは大半のプレイヤーが使用していたテンプレでしたが、管見での注力勢が好んでいたのはこのあたりの編成です。

 

 

これらに共通するのが、振れ幅の大きいメイドユズと回避タンクで相手に安定突破を許さずギャンブルを強いている点で、同編成のナギサとの相違点は相手タンクへの圧が強く、(固有3の場合)タイムアップ戦法が通用しないところにあるでしょう。


このように、対抗戦の環境終期はボードで遅延してSPで範囲攻撃するコントロール型が好まれる傾向にあるような気がします。先の屋内もこんな感じでしたし。

 

 

 

さて、最後になんか総括しようと思いましたが、すでに言いたいことは口から漏れていたのでもう終わります。次の戦場でお会いしましょう。

 

*1:最初はツールを疑ったが人力操作の証拠があった